建物の相場と固定資産評価額

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不動産鑑定士ブログ

2018/04/27 建物の相場と固定資産評価額

市町村が課税する建物の固定資産税評価額が高いという話をよく耳にしますが、これはこれで、合理的なようです。この評価額

、なかなか下がりません。しかしながら新築当初の評価額は、新築費用の、およそ半額ぐらいではないでしょうか。建築当初はそれぐらい低いのです。買手から見た目の相場観から、価値無しになるまでの建物の平均価格、すなわち新築価格の約半分程度で課税すれば、建物の生涯平均価格に課税したこととなり、理にかなった課税評価となっているように思います。いかがでしょうか。でもね、明らかに新築時の、半分以下に相場が下がっている中古物件を購入した人は、固定資産評価額は高いと思ってしまいますよね。ではどうするか。それは、大改修をすることです。建物の相場は大幅に上がりますが、おそらく固定資産評価額はあまり上がらないと思います。なしか。

 

 

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